ダイの大冒険７１話感想……

思っていたよりも外野が騒がしくて終わったなあ……と思った。

もちょっとダイ君のバトルシーン掘り下げてくれるのかと思ったけれども……ひたすら解説ばかりが目に行きましたねー。

ダイ君の魂の力の話も割とおまけ程度で終わってる感じ。

いやまあ、それにしたって渦中の人たちの描きこみが適当ってどうよ？っていうことの方に目が行って、せっかくの真必殺技も霞んじゃった感じですが。個人的にはアバンストラッシュブレイク！というときのセリフの言い方がかっこいい！！と思いました。個人的に！

そしてまあ例の魂の力の話で、レオナさんが、淡々とダイ君を語っていって、その後ダイ君の意思を尊重したいというあたりの下りがレオナさんらしいなあと思いましたが……必要以上にポップが騒ぎすぎて台無し感が……


ダイ君のことを本当に信頼しているならばそこは黙って信じるべきだよねと思う。

あとまあ、このアニメって割と「静」で絞めたほうがいいところを必要以上に「動」側に描くのが微妙に気になります。

ううん……感想というよりも批判になっちゃった……まあ実際この辺りから原作に対してあんまり情熱を感じなくなってきていたのは事実ですしね……

この辺りから完全にコミックス派になって週刊で読むのどうでもいいと思えるようになってきたので……

今回はダイ君とお父さんに特に注視して見て行っていたので……前は読み流していた部分が今更ながらエモいなあと……いや、事実お父さんとのエピソードあたりのダイ大が一番好きでしたからねえ……やっぱり何年たっても好きな場面って変わらないなあと思う反面改めて読み直して思ったのが、ダイ君の最期の選択ですかね……使命とか運命とかで片づけてほしくなかった……

バーンとのやり取りから決めていたとは言え、あの最後は切ないですよね。むしろ小さな男の子一人も護れない世界なんて……と思ってしまう。

　それが本人の望みだったとしても、そう思わせてしまう世界観が嫌だなあと思う。


ジャンププラスの連載も最終話まで行きましたね……最後が分かってるとはいえ、改めてみるとつらいです……辛いとしか言えない。今はどうしてそうなったのかは納得は行くんだけど……辛くなくなるわけではないからなあ……昔は納得がいかなくて、コミックスを買った分全部捨てて、さらに文庫版まで買ったのだけどやっぱり辛くなって捨ててそれを繰り返してました。

いやキンドル版を読んだ時はダイ君が居なくなった理由が納得がいったのでもう捨てるべきではないなと……

でもやっぱり最後はつらいなあと……